「受傷後・手術後のリハビリテーション」
疾患別のクリニカルパスに沿って質の高いリハビリを提供します。
脳血管リハビリとは
脳卒中や神経の病気によって、手や足の動きの障害・記憶や注意力の障害・ことばや飲み込みの障害が生じることがあります。それらの障害により、日常生活に様々な制限が生じる可能性があります。脳血管疾患等リハビリテーションでは、立つ・歩くなどの基本動作能力、食事やトイレなどの日常生活動作、家事や就労などの応用的な日常生活活動の回復を目的として、運動療法・歩行訓練・物理療法などの理学療法、日常生活動作訓練などの作業療法を行います。また、ことばや飲み込みに障害を持つ患者様に対して言語聴覚療法を行います。
脳血管リハビリテーションの3つの特長
1.幅広い疾患・症状に対応した専門的リハビリ

脳卒中(脳梗塞・脳出血)や脳血管疾患による後遺症に特化した専門的なリハビリを提供しています。発症直後の急性期から回復期、在宅復帰後の維持期まで、患者様の状態に応じた継続的なリハビリを実施し、機能回復と自立した生活の実現を目指します。
2.最新の治療機器と科学的アプローチ

最先端のリハビリ機器や脳神経科学に基づいた運動療法を導入し、脳の可塑性を最大限に引き出すリハビリを提供します。ロボット支援リハビリや電気刺激療法(EMS)など、エビデンスに基づいた最新の技術を活用し、より効果的な回復をサポートします。
3.多職種連携による包括的なサポート

医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・管理栄養士・ソーシャルワーカーなど、各分野の専門家がチームを組み、患者様一人ひとりに合わせたリハビリ計画を立案。身体機能の回復だけでなく、言語や嚥下機能の改善、社会復帰支援など、総合的なケアを行います。
対応疾患
| 急性発症した脳血管疾患 | 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳外傷、脳炎、急性脳症、低酸素脳症、髄膜炎 |
|---|---|
| 急性発症した中枢血管疾患 | 脳腫瘍、脳膿瘍、脊髄腫瘍、脊髄損傷、脳腫瘍摘出術などの開頭術後、てんかん重積発作 |
| 神経疾患 | 多発性神経炎(ギランバレー症候群等)、多発性硬化症、末梢神経障害 |
| 慢性の神経筋疾患 | パーキンソン病、脊髄小脳変性症、運動ニューロン疾患(筋委縮性側索硬化症等)遺伝性運動感覚ニューロパチー、末梢神経障害、皮膚筋炎、多発性筋炎 |
| 外科手術又は肺炎等の治療時の安静による廃用症候群 | 一定程度以上の基本動作能力、応用動作能力、言語聴覚能力および日常生活能力の低下をきたしている ⇒治療開始時においてFIM115点以下、BI85点以下の状態のもの |
標準的な脳血管リハビリテーションの流れ
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初期評価・目標設定
医師やリハビリ専門スタッフが患者様の症状や身体機能を評価し、最適なリハビリ計画を立案。回復の目標を明確にします。
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急性期リハビリ
発症直後から可能な範囲でリハビリを開始し、筋力低下や関節拘縮を防ぎます。寝たきりを防ぎ、早期回復を促します。
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回復期リハビリ
歩行訓練・手足の動作訓練・言語訓練などを実施。脳の可塑性を活かし、できる限り自立した生活ができるようサポートします。
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維持期リハビリ
退院後も外来リハビリや自主トレーニング指導を行い、日常生活への適応を支援。社会復帰や介護予防に向けた継続的なサポートを行います。
脳血管リハビリの効果

- 麻痺の改善
- 体力の向上
- バランス能力の向上
- 歩行・動作の改善
- 認知機能の向上
- 嚥下機能の改善



